セミリタイアして、「これで本当によかったんだろうか」と思っていることが1つある。
それは、”仕事をやめるタイミング”だ。
セミリタイアするにあたって、目標とする貯金額を明確にしていなかったので、こういう余計なことを考えてしまうんだと思う。
自分は”ある程度のまとまった貯金と、年に120万だけ稼いで、その中で生活していくことさえできればセミリタイアは成功”と思っているが、その”ある程度”をはっきりさせてこなかった。
当たり前だけど、”ある程度のまとまった貯金”は多いに越したことはない。
2,000万より3,000万あったほうがいいし、3,000万より4,000万あったほうがいい。
無理やりあと4年くらい椅子に座っていれば、1,000万貯金できたかと思うと、たまに”これで本当によかったんだろうか”と思うときがある。
セミリタイアという考えかたを知ってしまった以上、どこかで仕事をやめるのは確実だったが、やめるタイミングが正解だったのかは今でもわからない。
多少の後悔があるのは当たり前
最近は”仕事をやめる”という大きい決断したんだから、多少の後悔があるのは当たり前だと思ってきた。
仕事を続けてたら続けてたで、コロナの影響でやめたい気持ちがさらに強くなったと思う。
前にも書いたが、自分の会社はコロナで仕事が増えるタイプの会社だ。
コロナ禍での労働環境がよかったとは到底思えない。
あと、働いていたらGoToトラベルを使って、札幌や大阪に格安で1ヶ月滞在することもできなかった。
そういった意味ではやめるタイミングがよかったともいえる。
やめるタイミングが正解だったかはわからないが、セミリタイアしたこと自体にはまったく後悔はない。
仕事をしているときは、次の日が来るのが嫌だったが、今は楽しみだ。
(楽しみはちょっと言いすぎたけど、”次の日が嫌だ”と思うことはほぼない)
終わってしまったことをあれこれ考えるよりも、これからの生活を楽しんでいったほうがいい気がしてきた。