セミリタイア

自炊する時間があるという贅沢

今日、久しぶりにカレーをつくった。
いつもどおりたまねぎ、にんじん、豚肉を入れたシンプルなカレー。

YouTubeで「カレールーを2種類使うと味に深みが出る」というのを見たので”バーモントカレー”と”こくまろ”を1/4ずつ入れてみた。味が複雑なほうが美味しいと感じるらしい。
どちらもハウス食品のカレーだったので、どうせ2種類使うんだったら別の会社のほうが良かった気もする。

味の深みを感じられたかどうかは別として、それなりにおいしいカレーができた。
20分くらいでつくれるし、失敗することもほとんどないからカレーはいい。
材料費を4食分で割ると1食あたり200円もいかないくらいでお財布にもやさしいし。

自炊する時間があるという贅沢

カレーをつくっているときに、ふと「働きはじめたら、お昼ごはんにカレーをつくることなんてできないな」と思った。

先日、派遣会社に登録してから、決まってもいない仕事のことが頭にチラついてしまってよくない。
派遣会社に登録してみた。まだ、仕事が決まってもないのに気が重い。

そう考えると、自炊できる時間があるというのはけっこう贅沢だ。

ツイッターで「節約できるのは時間に余裕がある人だけ」みたいなツイートを見かけた。

「ちょっと言い過ぎだろ」と思いはしたが、あながち間違いでもなくてスマホ代などの固定費は削れても、食費なんかは時間に余裕がないと節約が難しい。
時短のためにお弁当を買ったりすると、どうしても高くついてしまう。

働いていたころは職場の近くの食堂に行くこともあったが、今から考えると「お昼ごはんに700円とかけっこう高いよな」と思う。
外食するとなるとついついボリュームのあるものを食べてしまって、カロリーのことを考えて自己嫌悪に陥ったりすることもあった。
こうなるとなんのためにお金を払っているのか、もうよくわからない。

自炊すると食事を自分でコントロールできるし、自分の食欲とも相談できる。
お昼に外食していたときより、よほど満足のいく食生活が送れている。

これからも自炊するための時間と余力を残して生活したいし、時短のために外食するような生活には戻りたくない。

派遣の仕事がはじまったら、2日に1回くらいはお弁当を持参しようと考えている。
おにぎり、ゆでたまご、ブロッコリー、鶏むね肉で何日か回せないかと考えているが、あとは自炊をするだけの余力が残っているかどうかが問題。

仕事中に力をセーブしてでも、自炊をする余力を残しておきたい。