「前の職場にいたときにコロナが流行していたらどうなったかなあ」と考えたのですが、あっさり「やっぱり流行前にやめておいてよかった」という結論に至ったのでその理由を書いてみます。
リモートワークができない
世間のホワイト企業ではリモートワークなるものが実施されているようですが、前の会社では到底できそうもありません。
理由はいくつかありますが、そのひとつが個人情報。
個人情報を少なからず扱うので自宅にデータや資料を持ち帰れないというのがあります。
(個人情報をまったく扱わない仕事なんてそんなにあるんでしょうか)
ふたつ目がセキュリティの問題。
セキュリティに関する意味のない(というよりは現実味のない)内規が多く、リモートワークの足枷になります。
なにがしょうもないって、前の会社は体面を気にしてできもしないことを理想に掲げるので、上のほうの人間が現場のことをまったく考えずに「リモートワークをしろ」と言ってくることですね。
できないならできないで理由を示す必要があったり、「検討だけはした」という報告をする必要があるのでムダな仕事が増えるだけです。
東京都知事が外出自粛を要請していますが、きっと東京都庁の職員なんかもほとんどリモートワークできていないんじゃないかと思います。(なんの根拠もありませんが)
少なくとも今は仕事のために感染のリスクを冒して外出する必要はまったくないので、早めにセミリタイアしておいてよかったと思います。
もちろん、ムダな仕事に時間を費やす必要もありません。
仕事が増える
コロナで仕事が減ったり、なくなったりするのも大変ですが、前の職場は逆に仕事が増えるタイプの職場でした。
これに巻き込まれずに済んだのは相当大きいです。
ただでさえ仕事が増えるのに、小さい子どもがいる同僚の仕事まで肩代わりしたりするのはごめんなので早めにやめて正解だったと思います。
助けあうのはお互い様と言う人がいますが、自分の番がくるとは限らない(というかこない)ですから。
クレームが増える
仕事が増える理由のひとつがクレームが増えること。
数分で終わればまだマシですが、10分・20分・・・と長引くこともざら。
いくら給料をもらっているからと言って、どうしようもないクレームやしょうもない政権批判をきこうという気にはなれません。
クレームのせいで残業時間が増えたら自分の時間が奪われているようなものです。
twitterをみていると日本語が読めない、会話が通じなさそうな人がたくさんいるので、そういう人間を相手にしなくていいというのはかなり幸福度高いです。
ニュースなんかをみていると医療職や公務員のひとはクレーム対応だけで忙殺されそうです。
とっととクレーマーを排除できる仕組みをつくらないとこの国の労働環境は悪くなるばかりです。