毎年、40日のうち10日くらいしか消化できなかった有給休暇。
「仕事を辞めるときくらいすべて消化したい」という思いがありました。
逆に働かずにお金がもらえるのに使わない理由って何かありますか。
仮に1日1万円の給料ではたらいている人なら、10日休めば10万円もらえるのと同じなわけです。
有給休暇を消化できない理由
そもそも有給休暇を消化できない理由ってなんでしょうか。
「休んでしまったら仕事が終わらない」とか、「ほかの人が休んでいないのに自分だけ休めない」という同調圧力でしょうか。
そのまま、職場ではたらき続けるのであれば気にする必要があるかもしれませんが、辞めるのであればどちらの理由も関係ありません。
辞めることになったら「終わらない仕事」を終わらせる必要もなくなるし、ほかの人にどう思われようと知ったことではありません。
少しドライではありますが、職場にもっとドライな扱いをされてきたと思うので変に気を遣う必要はないと思います。
ということで有給休暇は全消化しましょう。
正面切って上司と交渉して全消化を勝ち取るに越したことはありませんが、そうもいかない場合は診断書の出番です。
美しく退職したい人にはおすすめしませんが、美しさよりも実益を取る人には参考になるかもしれません。
診断書をもらってくる
やることは簡単です。
精神科に行って、「適応障害」の診断書を書いてもらうだけです。
適応障害の定義については、厚生労働省のサイトではこんな感じで紹介されています。
適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。
(厚生労働省 みんなのメンタルヘルス総合サイトより)
「仕事を辞めたい」という人であれば、仕事のせいで憂うつな気分になったり、不安感が強くなったりというのは一度や二度ではないと思います。
あとは、その「仕事に行きたくない」と気持ちを多少膨らませて先生に伝えるだけです。
毎日、夜まで残業している人であれば膨らませる必要すらないと思います。
先生はあっさり「1ヶ月の療養を要す」という診断書を書いてくれるはずです。
別にめずらしいことでもないですし、目の前の患者が休もうが休むまいが先生にはデメリットがないからです。
診断書料はだいたい3000円から5000円に収まります。
これで有給休暇が全消化できるのであれば安
あとは上司にみせるだけ
診断書を上司にみせると、おそらく病気による休暇ではなく有給休暇の消化を勧めてくると思います。
病気による休暇は当然ながら有給休暇よりもイレギュラーなので上司としては避けたいところでしょう。
これで少なくとも2週間から1ヶ月分の有給休暇が消化できるはずです。
職場によって、職場側の対応は枝分かれしていくことになると思いますが、まともな会社であれば何らかの形で休暇に入れると思います。
枝分かれについてはいろいろと想定はできますが、面倒なので書きません。
あくまでも参考程度にしてもらえればと思います。