セミリタイアするくらい仕事が嫌いな自分ですが、その中でも上位に入るくらい嫌いだったのが「引き継ぎ」です。
まともな人から引き継ぎをしても辛い。
まともじゃない人から引き継ぎをするともっと辛い。
どちらに転ぼうとゴミイベントです。
まともな人から引き継ぎをする場合は「あたり」の可能性もありますが、まともな人ほど仕事を押し付けられる世の中なので「はずれ」の可能性がけっこうあります。
そもそも「あたり」の仕事は、子どもを保育園に預けているような人や、療養中の人に割り振られているので、ふつうの能力の独身男性社員にはほとんど回ってくることはありません。
ふつうの能力の独身男性社員は、当たりの入っていない「くじ」を延々と引かされることになります。(ああ、これが「貧乏くじ」ってやつか)
前任者がまともじゃない場合
まともじゃない前任者がまず考えることは「面倒な仕事を後任者に押し付ける」ということ。
やらなくてはいけない仕事を引継書にさらっと書いて、はい終了。
そのため、後任者は前任者の後始末をずーっとすることになります。
前任者のせいでゴールデンウィークに出勤する羽目になった人もけっこういるのではないでしょうか。
自分がまともに仕事をして、まともに引き継ぎをしていても、引き継ぎ先の前任者がまともかどうかは選べません。
まともに仕事をしているのがバカらしくなるのが、この「引き継ぎ」というゴミイベントです。
また、仕事のできない前任者あるあるとして、知らず知らずのうちに時限爆弾をつくっていて、ある日突然その時限爆弾が爆発するようなことが往々にしてあります。
仕事を自分でコントロールできないのはかなりのストレスですが、それが他人のせいで引き起こされたとなるともっとストレスです。
こういったコントロール不能のストレスから解放されたと思うと、「ああ、仕事をやめた甲斐があったなあ」と思います。