日本人にとって日本は働かなくていいなら最高の環境だと思う。
台湾とタイで1ヶ月間生活したが、自分は日本のほうが住みやすかった。
日本人は食事、お風呂、トイレの清潔さに異様にこだわる人が多いが、自分もそのうちのひとりだ。
日本の基準に一度慣れてしまうと、なかなか海外の生活に適応するのは難しい。
食事については(日本人にとっては)日本がイチバンだと思う。
どれだけ海外の食べ物がおいしくても、日本のそば・寿司・ラーメンあたりは恋しくなる。
ラーメンなんかは日本で独自の進化を遂げていて、海外の麺類では到底替えが効きそうにない。
お風呂、トイレの清潔さも日本がトップクラスだと思う。
お風呂なんかはそもそも浴槽がある時点で日本のほうが良い。
トイレも建物の中にあるトイレなら日本のほうがキレイだ。
空港のトイレに入ったときに妙に日本を感じて安心した。
日本人のお風呂・トイレへのこだわりはホテルのレビューなんかを見てると強く感じる。
なんであんなに辛口なんだろうか。
日本は安全で安心
台湾もタイも治安の面で危ない目には合わなかったが、どちらも交通事故には合いそうになった。
台湾とタイ、どちらの国も歩行者より車優先だ。
歩行者信号が青でもスクーターや車がバンバン曲がってくる。
台湾なんかは車のフロントガラスのスモークが濃く、運転手の顔が見えないので、こちらに気付いているのかいないのかもよくわからない。
油断をしているとけっこう引かれそうになる。
あとは衛生面でも日本はトップクラスだと思う。
まず、水道水を飲むことができる。
ネットで調べてみたら水道水が飲める国は世界に15カ国しかないらしい。
これだけでけっこうすごい。
あとは労働環境
日本の暮らしにくさは労働環境だと思う。
労働環境さえ良くなれば・・・と思うが、誰かの過酷な労働によって、日本のサービスや安全・安心のクオリティが維持されているんだとも思う。
どこかで折り合いがつくときは来るんだろうかと考えたりもするが、サラリーマンをやっている限りそんな日は当分来ないと思う。