なんやかんやで退職してから3年経った。
これまで書いてこなかったが、なんで7月末という中途半端な時期に退職したかというと、上司とごちゃごちゃやっていたからだ。
秋には退職を伝え、3月中旬の面談で正式に退職するつもりだったが、なぜか受け入れられなかった。
「仕事の内容が合っていない。今後、職場の環境がよくなると思えない。」と主張する自分と、「せめて前向きな理由で辞めてほしい。ほかにやりたい仕事があるとか。」という上司との主張で食い違った。
上司の言い分も一見まともには聞こえるが、自分としては、これまで関係性を築いてきたわけでもないのにそんなことを言われても響きようがなかった。(そもそもこれまで2回、異動希望を蹴られている)
結果としては、なぜか4月も残留。
こちらの意向が歪んだ形で伝わって、業務量が大幅に減った。
そして、上司は4月から異動。
上司としてはこちらに配慮をしてくれたつもりかもしれないが、自分としてはこの組織に所属していること自体に嫌気が差していたので、余計なお世話だった。
退職願望にも段階があって、仕事内容や人間関係が理由なら”異動”でどうにかなる可能性もあるが、組織の在り方自体が嫌になるともうどうしようもない。
4月に入って
そして、4月下旬の面談であらためて退職の意向を伝える。
今度は上司も代わり、あっさり受け入れられた。
新しい上司としては部下のマネジメントの責任も問われないので、大した問題ではないんだろう。
残すは有給休暇を消化する交渉だけになった。
6月末にボーナスをもらって退職するつもりだったが、業務の都合もあり、7月末の退職で決着がついた。
7月には夏季休暇が6日分つくので、こちらとしてもそこまで悪い条件ではなかった。
3月にスパッとはやめられなかったが、3月跨ぎで有給休暇20日分、6月のボーナス、7月の夏季休暇6日分を利用できたことを考えると、結果的にはよかったかもしれない。
それでもこれまでのサービス残業をペイできたとは思えないが。
立つ鳥跡を濁さずと言うけれど
去り際が美しくなかった自覚はあるが、さいごくらい権利を主張してもいいと思う。
ごねると職場での居心地は悪くなるが、もともとそんなに居心地のよい場所ではないから問題ないし、会社を辞めたら上司も”ただの冴えないおじさん”なので、なにも遠慮する必要はないと思う。
最終的に有給休暇の消化が受け入れられなかったら、診断書も持っていって療養休暇に切り替えればいい。
すぱっと辞めてもらったほうが会社にとって都合のよい状況を作り出せば、有給休暇くらい消化できるはず。